第2回情報保全諮問会議の日程

 今週になって、突然、いくつかの社の記者から、第2回諮問会議の日程、
準備会の日程について問い合わせてきた。わたしが「諮問会議に事務局に
確認してください」と答えると、どの記者も「事務局で教えてくれないんで」と
困っていた。
 なんか、こそこそやっているみたいに思われるのは心外だ。

 早速、諮問会議事務局に連絡した。
 「議論の中身をリアルタイムに公表公開するかどうかはともかく、日程、
場所は事前に告知してもよいのではないでしょうか。事務局にとっても委
員にとっても少しわずらわしいことになると思いますが、それだけ社会的
に関心を持ってもらえる仕事を私たちはしているのだと考えれば、仕方が
ないことではないでしょうか。」

 で、今日の準備会で、事務局から、来週早々に、第2回情報保全諮問会
議の日程を公表すると伝えられた。

 今日の準備会では、事務局と委員6人で、第2回諮問会議の持ち方につ
いて確認したあと、政令や運用基準の中身について意見を出し合った。議
論は結構盛り上がった。単なる儀式ではなかった。よかった。そのときの
様子はごく簡単なものが、今日中に諮問会議のHPに公表されるはずだ。

 議論の詳細は、第2回諮問会議の開催日に、これまでにやりとりの経過
の詳細がわかる資料、諮問会議で配布される資料などと同時に、公表され
ることになる予定である。

 パブコメは、この資料公表から少し間を空けて(公表される予定資料が
かなり多く、読みこなし理解するのにある程度の日にちがかかると思われ
るので)1ヵ月くらいの期間をお願いしている。
 パブコメには、単なる「賛成」「反対」の意見ではなく、私たちが提案して
いる政令案や運用基準案のどこが問題かという具体的に厳しく指摘して
ほしい。

 諮問されているわたしの立場は、諮問されている事項についてだけ意見
を言い聞いて貰えるという立場なので、法律の条文そのものを変えること
はできないけれど、法律の運用始めたときに問題がより起こりにくくなるよ
うにいろいろ工夫する提案をして来た。他の委員も基本はみな同じ。
 でも、不十分な点はいろいろあるかもしれない。
 いい意見がたくさん集まることを期待している。