私的な戦争―ヘルマンド紛争の聞き書き記録

　アフガニスタンに行ったけど、「タリバン」がいなかった。
　これが事実なら、ホント、世界中の人が報道に騙されていた（！）、報道も騙されて
いた（？）ということになる。
　これからの「タリバン」報道に騙されないために、事実かどうかを見極めたい。

　国家秘密保護法違反の可能性があると指摘された書。
　2008年に、英国国防省の文化顧問としてアフガニスタンに派遣された、マイク・マ
ーティン大尉が書いた、「An intimate War - An Oral History of the
Helmand Confilct」(私的な戦争―ヘルマンド紛争の聞き書き記録）。

　情勢が動いているならば、2008年の情勢といまはちがっているかもしれない。ほ
とんど変わっていないかもしれない。いずれにしても、これまでこんな情報はなかっ
たのだから、「タリバン」を問題視していた人たちは皆、読んでおく必要があるだろう。

　「タリバン」情報が特定秘密になり得るかを考える上でも意味がある。

　日本語版はまだ出ていないらしいが、ぜひ、読みたい。
　どこかの出版社さ〜ん。日本語版の出版、おねがいします！