安保法案アンケートに憲法学者がとった態度こそ事件

朝日新聞デジタル 7月11日(土)1時56分配信
≪安全保障関連法案の合憲性をめぐり、朝日新聞憲法学者209人にアンケートを
した。回答した122人のうち「憲法違反」と答えた人は104人、「憲法違反の可能性が
ある」は15人。「憲法違反にはあたらない」は2人だった。≫

調査対象者は、法律家の間では知らない人のいない、『憲法判例百選』(有斐閣、201
3年発行)の執筆者210人のうち故人1人を除いてメールなどで実施したとのこと。ここ
に書いている学者は一定の実力があると言っていい。

一部無回答を含め回答者は122人。実名85人、匿名希望37人

匿名希望がいることに驚いた。それも何と37人。なにをビビッているのか。
それどころかこんな大事な問題に憲法学者が87人も回答を拒否した。

これが日本の憲法学者の現実。この人たちが、平和や言論の自由のためにどれほど
がんばってくれるのか、かなり疑わしい。これこそ事件ではないか。