郷原弁護士のブログがおもしろい
郷原信郎弁護士のブログ(7月25日)で、吉本興業問題を取り上げている。
ご指摘、いちいちごもっとも。どうぞご一読ください。
そして、記事の最後に以下のような指摘がある。
「それにしても不思議なのは、吉本HDという会社には、社外取締役、社外監査役に、東京の大手法律事務所所属弁護士なども含む4名もの弁護士がいるのに、なぜ、芸人・タレントとの間で契約書すら交わされていない「無法状態」が放置されてきたのかということだ。吉本HDの社外役員というのは、それ自体が一つのステータスということなのであろうか。
コーポレートガバナンスの強化に関して、社外役員の存在が重視され、弁護士の社外役員も相当な数に上っている。しかし、本当に、それが会社の経営を法的に健全なものにすることに役立っているのか、改めて考えてみる必要がありそうだ。」
外部の人間は一体何をしているのか。いる意味があるのか。
あのあまりにもひどい話し合い、下手過ぎる記者会見を見るだけでも、吉本興業の顧問弁護士は一体、会長、社長にどんな助言をしているのか大いに疑問だ。あれで、顧問弁護士が出て来て補充説明したら、ますます炎上してしまうのだろう。
選ばれる側は選ぶ側のレベルを越えられないということか。