北大生の高笑い

 今週の週刊文春(2014.11.13号)の記事『イスラム国志願北大生が暴露「
公安の尾行はバレバレで面白い」』には唖然とした。

 北大生は週刊文春の記者に開口一番、「僕は事実誤認をされるのが凄い好き
なんで!」

 「公安を茶化すのは凄い好きで、公安の尾行を巻くために自転車を手配しまし
た。完璧な移動ができるんで(笑)。楽しかった。」
 日本共産党主催の「赤旗まつり」に「一緒に行ったのが北朝鮮国籍の見知らぬ
女性だったんで、外事二課(東アジア等を担当)もやってきた。」
などのやりとりが記者とあったあと、≪A(北大生)はずり落ちたズボンからトラン
クスをはみ出させながら、駅構内にいた二十代らしき女性に歩み寄っていった。

≫という。

 この北大生が刑法制定はじまって以来はじめて私戦予備・陰謀罪を適用した容
疑者だというのだから、警視庁公安部のセンスに呆れる。

 記事には、公安部外事三課(国際テロ等を担当)の課長が中田考同志社大
学教授を「立件してみせる」と息巻いている、とあるが、本当だろうか。やっぱり、
呆れる。

 この国は法治国家か。法治を忘れた放置国家か。
 詳しくは週刊文春をどうぞ。