内部文書流出疑いの警官が自殺?

 産経新聞 12月13日(土)19時21分配信記事
 韓国国政介入疑惑 内部文書流出疑いの警官が自殺か
 「最初の犠牲者」に衝撃

 ≪韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の元側近、鄭(チョン)ユンフェ
氏の国政介入疑惑にからみ、大統領府の内部文書を外部に流出させ
た疑いで検察当局の調べを受けていた警察官(45)が13日、ソウル
近郊の自宅近くに駐車していた自動車の中で死亡しているのが見つか
った。≫

 「大統領府の内部文書」とあるが、何なのか。
 単なる行政文書なら、その外部持ち出しは内部手続き違反に当た
るとしても、犯罪として検察庁が大騒ぎするようなことではない。
検察
当局が出て来るのは大袈裟だ。
 違法な内容が書かれている文書であれば、国民に対する説明責任
として公開されるべきであって、隠ぺいこそ許されるべきでない。

 ≪検察当局は9日、ソウル地方警察庁情報分室に所属する警察官2
人の身柄を拘束し、同分室に保管されていた内部文書を外部に流出し
たとして逮捕状を請求。ソウル中央地裁は12日、証拠不十分として請
求を棄却したが、検察側は証拠を固めるなどして改めて逮捕状を請求
する方針と報じられていた。≫

 日本の裁判官なら、検察官が逮捕状を請求すれば、ほぼ間違いな
く認めるだろう。韓国の裁判官がこれを認めなかったのは大したもの
だ。裁判官の独立性は日本より上かもしれない。

 逮捕状の請求を裁判所が認めなかったのに、それ以前に警察官2人
の身柄を拘束していたというのであれば、一体どういう法的根拠だ。ま
るで法的考察などお構いなしの韓流ドラマではないか。

 ≪死亡した警察官は家族に対し、こうした検察の強硬な態度に不満を
示していたとの情報もある≫ということは、本当に法的根拠のない身柄
拘束が行われていたのか。
 韓国ではこんな捜査が大統領の意向で行われているのか!?