授業の午前5時間制!

河北新報 12月18日(金)15時38分配信
≪午前中の授業数が通常より多い「午前5時間制」を2014年度から導入している宮城県
登米市加賀野小(児童313人)が、児童や教師から取ったアンケートの結果をまとめた。
それによると、「勉強がしやすくなった」などと8割以上が新制度を評価した。≫

「午前5時間制」?
ちょっときつそうだけど、結構、いいかも。

≪小学校では45分授業を午前中4つ、午後に2つ設けるのが一般的だが、午前5時間制
は午前中に5校時まで終え、午後は6校時のみ。加賀野小では、始業時間を早め、授業間
の休み時間を短縮し、昼休み開始の時間を遅らせ、従来と同じ授業時間を確保している。≫

始業時間は早くなるから、遠方から通う子どもは大変かもしれない。小学校だからそれほど
遠くないか。

≪14年度在籍の児童303人(卒業生を含む)、教師16人へのアンケートでは、児童の8
6%、教師の90%が評価。
児童は「午後の勉強が1時間だけだと集中して頑張れる」、教
師は「放課後にゆとりができた」などと理由を挙げた。≫

14%と10%の内容が気にならなくはないけれど、午後の時間にゆとりがあるって魅力的だ。
これだけ高い率で指示されている感覚はなんとなくわかる。

≪午前中に集中的に学習することによる児童の学力向上や教師の多忙解消などが狙いだっ
たが、導入効果は出ているよう。本年度も満足する児童は多いという。

そうかもしれない。

≪午前5時間制は市内では石森小でも導入されている。「児童の生活態度や学習姿勢の面
でも以前より良くなってきた。登校時間が早まり朝食を食べる子が増えたのも副産物」と手
応えを感じる加賀野小の鈴木真喜夫校長。「午前5時間制は児童と教師の教育環境の改善
を考える指標になるのではないか」と提唱する。≫

午後の時間帯を自分の時間として使えるって、大人にとっても子どもにとってもかなり魅力
的だ。