米国:テロ対策の欺瞞

ラスベガス乱射、民主党は銃規制強化を要求 共和党は規制に沈黙
10/3(火) 9:56ロイター配信

≪米ラスベガスで1日に起きた銃乱射事件では死者が少なくとも59人に上り、米国史上最悪となったが
、政治家の反応はこれまでの銃撃事件と変わっていない。
民主党が銃規制の強化を訴える一方、共和党に規制強化を支持する動きは見られない。≫

茶番?

共和党のライアン下院議長は2日、犠牲者を追悼し、祈りを捧げると表明。≫

共和党だからね。

共和党のマコネル上院院内総務は国を挙げた追悼を呼び掛けた。≫

共和党だからね。

≪これに対し、民主党からは祈るだけでは十分ではないとして、銃規制の強化を求める声が上がった。
クリス・マーフィー上院議員は銃購入者の身元調査に関する新たな法案を提出する方針を表明。下院の
ペロシ院内総務は銃販売におけるチェックを強化する法案の可決を求めた。≫

どこまで本気か大いに疑問。共和党の沈黙に対して民主党も沈黙では国民の中から議会不信が起こることは必至。
そうならないように、言うだけは言っておく、という感じではないか。

ホワイトハウスのサンダース報道官は会見で、トランプ大統領が事件を受けて銃規制の強化を望む可
能性はあるかと問われると「近日中に協議が可能な事柄だと考える」と回答。政権としては、今回のよう
な事件の再発を止められない法律が作られることは望まないと述べた。≫

犯人がISなら大騒ぎ、世界中の人間を24時間の監視対象にする。
そういうアメリカが、犯人がISでないと沈黙する。
米国民にとっては、多くの国民が殺されることは大問題だが、米国政府にとっては、多くの国民が殺さ
れることは大した問題ではないのだ。違いは、IS対策は莫大な利益を得る巨大企業があるが、銃規制
では巨大企業が莫大な利益を失うという真実。ここにアメリカの真の原動力がある。